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保険業界と金融マーケットの関係

銀行や郵便局が破綻したときには、相当のお金持ち以外はあまり焦る必要はありません。預貯金者に対しては公的な保護( 預金保険機構) がしっかりしているからです。

21世紀の初めには預貯金者へのほぼ完全な保護をやめる時代がやってくるでしょう。しかし、ペイオフ制度が発令されても預金者一人当たり一金融機関、元本1000 万円までの預貯金が補償される( 一部保障されないものもある) のです。こうした預貯金者への厚みとと比較すると、保険契約者には、ほとんど何もなされていないといっても過言ではありません。

マーケットと比較しても超高金利だったコスモ信用組合の預金者には、元本に加え、その不当に高い金利まで公的な資金で手当てしたにも関わらず、日産生命の保険契約者のなかには、7 割も保険金が減らされた人までいるのが現実です。しかし日産生命の保険者の多くは、保険を保険機能だけで選んだのではなく、貯蓄の側面があるから選んだのです。いまさらながら「預金者」と「契約者」という言葉の差に愕然とした人も少なくないはずです。

万が一の時には、預金者は天国、保険契約者は地獄です。こうなると、生命保険会社を中心に将来設計を考えていた者は、いたたまれません。そのうえ、テレビなどで解説される生命保険の仕組みの解説を聞くとますます疑念が高まっていく。とくに、契約残高の約半分をしめる「定期付き終身保険」などについては、まるで欠陥商品のように批判的に扱う専門家も現れたのです。

いま、生命保険加入者は途方も無い不安の海の中で溺れているようなものです。わからないまま生命保険を解約したり、毎月払う保険料を少なくしても実は莫大な損をしている大がいます。また「生命保険は掛け捨てに!」という発言を丸飲み鵜呑みにして、貯蓄型保険を解約した人の中には大損をした人が大勢います。破綻した保険会社を横目で見て自分の加入している生命保険会社の格付けだけを見て安心して、無駄な生命保険に加入し続けている人もいます。

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